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耐震偽造 「本当に悪いのは国だ」藤田被告まくしたてる
「罰は受けるが、本当に悪いのは国だ」。耐震データ偽造事件を巡る初の判決で、18日に東京地裁で有罪を宣告された民間の指定確認検査機関「イーホームズ」社長、藤田東吾被告(45)は判決後の会見でまくしたてた。一方、耐震偽装マンションの購入者からは改めて、やり場のない怒りの声が上がった。【高倉友彰、篠田航一】
午前10時、東京地裁506号法廷。グレーのスーツ姿で出廷した藤田被告は時折、天井を仰いだほかは表情を変えず、裁判長の判決文朗読にじっと聞き入った。有罪と認定された見せ金増資と耐震偽装との因果関係を判決が否定すると、判決後、弁護人と硬く握手し、笑みを漏らした。
元1級建築士の姉歯秀次被告(49)=建築基準法違反などで公判中=による多数のデータ改ざんを見逃しながら、昨年10月に国土交通省へ事件を通報したと「功績」を強調。公判でも確認制度の不備を訴え、自らは責任がないとする主張を続けてきた。
会見では「検察官が主張した耐震偽装との因果関係を判決は否定した。それで十分。非常にうれしい」と控訴しない考えを表明。さらに「国が(データを偽装しやすい)認定プログラムを作ったのが問題だ。国もマスコミも間違いに気付くだろう」と声を荒げ、一連の経緯を記した「暴露本」を出版することも明らかにした。
一方、イーホームズの建築確認を受けたマンション「グランドステージ東向島」(東京都墨田区)の元住民男性(33)は「怒りのぶつけようがない。偽装を見逃した検査機関の責任をきちんと裁けなかったのは法の落ち度ではないのか。残念だ」と沈痛な面持ちで話した。
(毎日新聞) - 10月18日17時12分更新
でもね、被害者が許せないのは“国”以上に、あんただからね。
裁判で耐震偽造との因果関係を否定されたからといって、被害者や多くの国民は貴方が関与していると思っているのよ。
マンションを買っている人たちは、貴方たちが“偽造可能プログラム”で偽造されたものを“見抜く”事を期待してお金を払っているのだから。。。
その期待を裏切っただけでなく、何ら“仕事”をしなかったのに報酬を受け取るのは“詐欺”だよね。
そういう企業はあんただけとは言わないけど、自覚してほしいよね。