ペンション案山子

昨日、一通の手紙が届いた。

毎年行く、河口湖のペンション案山子から。

いつもはオーナの名前で届くが、今回は奥さんの名前で届いた。

いやな予感は的中した。

オーナーが亡くなった。

いや、正確には、昨年の9月にすでになくなっており、自分たちが、正月に泊まった時、報告できなかった。

今回、閉館するにあたり、ご報告しなくては行かなくなった・・・というお手紙だった。

30年間、なれ親しんだペンションだった。

決してサービスが良い訳でもなく、料金が安いわけでもなく、嫁と付き合いだした頃から通っていた。

ナオキが生まれ、ユライがうまれ・・・・

それは、もう田舎の帰るように、落ち着いた気持ちになるペンションで、お盆、正月と通っていた。

お客さん同士も来る時期が重なり、ともだちもなったりした。

病名はガン・・・だった。

数年前に、一度発病して、入院したのは、知っていた。　2012年の正月だったかな。

再発したって、笑いながら話してくれた。

2012年9月3日・・・千の風になったそうです。

息子さんはいますが、残念ながら、一度、継いで挫折しているようで、継がないそうです。

残念だな・・・。

 

とりあえず・・週末、河口湖に出かけることにします。

田舎のおばあちゃんに会いに・・・。